グリーフタイムの過ごし方

①時間内の好きな時間に、会場へ来てください。

 14:00~16:30の間は出入り自由です。應典院の中に入り、奥に進むと研修室Aがあります。その部屋の中にスタッフがいますので、受付をさせてもらいます。まずは、あったかい飲み物など飲んで、ひと息ついてください。グリーフに関する本も置いていますので、自由にご覧ください。

 

②その日の自分の気分や調子に合わせてお過ごしください。

 会場は「みんな」で過ごす共有のスペースと、「ひとり」で静かに過ごすためのスペースに分かれており、どちらでお過ごしいただいても構いません。はじめに「グリーフカラー」を行い、次に「手紙」のワークに取り組むことができます。材料や道具は会場に用意してありますので、好きなタイミングでワークを始めてくださいね。写真や手紙など、大切な人との“思い出”をお持ちいただくと、グリーフに思いを向けやすいかもしれません。

 

<グリーフワーク> 

・グリーフカラー:失った大切な人やモノへの思いを色や形、言葉で表現する。
・手紙:大切な人やモノ、または自分自身への手紙を書く。

 

ただ、ワークをしたり、失った大切な人やモノに目を向けることを、しんどいと感じることもあるかと思います。そんな時は、本を読んで過ごしたり、何もせず、ゆっくりと過ごしてもらって構いません。その日のあなたの気分や調子に合わせて、無理のないようにお過ごしください。なにかあれば、お気軽にスタッフにお声がけくださいね。

 

<その他>

・私達のグリーフカラー:これまでの参加者のグリーフカラーをまとめています。

・共有ノート:参加者からの感想などがつづられたノートです。

・本:グリーフに関する本、写真集や絵本などを置いてあります。

 

③お好きなタイミングで、お帰りください。

 お帰りの際は、スタッフまでひと声おかけください。もしよろしければ、会場に置いてある「共有ノート」に感想などをつづっていただけるとうれしいです。

 

【注意事項】

グリーフタイムではカウンセリングは行っておらず、わかちあいの会(それぞれの体験を語り、共有する場)でもありません。参加者同士で自然に生まれる交流はありながらも、基本的には「ひとり」で静かに失った大切な人やモノに思いをはせる時間を大切にしています。大切な人やモノを失った経験を具体的に話さずに参加することもできます。